外資系企業って実力主義?

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外資系企業は実力主義でとっても厳しいところだと良く耳にしませんか?実際どんなに厳しい世界なのか気になる人もいるはず。外資系で働いてみたいけど、そんな厳しい世界でやっていけるのか不安、と思う人もいると思います。

フランス企業で10年以上働いてきた経験から、結局どうなのか、フランス企業の実態を教えちゃいます!

※アメリカ企業とヨーロッパ企業ではカルチャーが全然違います。これからお話するのはフランス企業の場合なので、その点はご注意ください。

日本人が思ういわゆる実力主義とはちょっと違う

実力主義というと、仕事ができる人は評価されてどんどん出世するってイメージじゃないですか?フランス企業に長年勤めていて感じる事は、それがちょっと違うという事。。。全然仕事ができない人が重要なポジションについていたり、突然出世したり、という事が多々あるのですよーーーーー。なんじゃこりゃーって人も!!(もちろんちょーできる人もいっぱいいますよ!)

日本企業の場合は何年目に昇進試験があって、受かったら昇進、昇給、と言ったことが体系だっていたりすると思います。でもフランス企業にはありません。上の人が、この人いい!って思いさえすればいつでも昇進のチャンスがあるのです。

いくら同僚からはこの人仕事できないな〜って思われていても、その上司の立場から見て何かきらりと光るものがあればいいのです!なのである意味実力主義。上司に認められれば出世ができるし、認められなければいくら仕事ができたっていつまで経っても出世はなし。

下克上はある

こんな感じでツルの一声で簡単に人事が動くような世界なので、年齢や経験年数なんてお構いなしです。

今までサプライチェーンのスタッフだった人が突然マーケティングのマネージャーになった事もありますし、38歳で社長になった人もいました。突然全然違うフィールドから転職してきた人が、みんなが狙っていたポジションをサラ〜っと奪う事もあります。私が35歳の時にフランスからやってきた上司はなんと26歳でした!(この上司は頭がキレキレのとってもできる人でした!)

なので、自分より若かったり経験年数がない人が自分の上司になったり、重要なポジションについたりする事は普通です。それに耐えられないという人はフランス企業で働く事は苦痛かもしれません。

左遷も簡単に起こる!

仕事ができなくても上司に認められさえすれば出世のチャンスがあるとお伝えしましたが、逆に左遷/クビも簡単に起こります。それは上司に認められなかった時。でも相当やばい人や相当な事情がない限りこんな事は起こりませんが、やっぱり今まで何人か左遷になったり辞職していただいたりという方達がいらっしゃいました。でも普通に働いていればそこまで心配するような事ではないかとは思います!

最後に。。。

フランス企業の実力主義の実態はこんな感じです!ちょっと想像と違っていたりしますか??全体的にはアメリカ企業よりもほんわかしているのがヨーロッパ企業かな〜と思います。独特のこの文化、合う人合わない人といるかと思いますが、馴染んでしまえばとっても居心地がいいかなと私は思っています!

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