外資系企業の人間関係

CAREER

外資系企業の人間関係はドライ?飲み会はない?とよく聞くかもしれません。外資系企業と言っても様々だとは思いますが、私が10年以上働いてきたフランス系企業の場合どうなのか、お伝えしたいと思います!

好きな人とはプライベートでも遊ぶ

外資系はオンオフがはっきりしていると聞いたことがあるかもしれませんが、だからと言って会社の人とはプライベートで全く関わらないかと言うと、それはちょっと違います。人生の大部分の時間を過ごすのが会社。毎日会ってやりとりをしていると自然と仲良くなる人も出てきます。そうなるともう同僚ではなく友達。会社の後ご飯を食べに行ったり、週末一緒に遊びに行ったりするのも普通です。おうちに招いてもらってハウスパーティーもよくします。

親友と呼べるモロッコ人のお友達に出会ったのも今の会社。彼女は今パリに住んでいますが、私がパリに行く時はいつもおうちに泊めてもらってます。ヴェネチアやミラノで待ち合わせて一緒に旅行した事も。

前の会社の時も一緒に海外旅行に行く程仲良くなったフランス人のお友達がいます。ラスベガス、LA、NY、ベトナムなど色々一緒に行きました。日本にいる時はスキー旅行に行ったり。その後彼女はシンガポール、ロンドン、パリと転勤で動いてますが、私はその全部に会いに行っています!(で、泊まらせてもらう笑)

ただ、日本企業でよく聞く、好きでもない上司と毎日のように仕事帰りに夜遅くまで飲みに行く、と言うような人付き合いはフランス企業だと絶対にあり得ません!一緒にいて楽しいと思う人と楽しいと思う事をするのみです。笑

ランチも好きな人としか行かない。たまに戦略的ランチも

私が日本企業で働いていた時はランチの時間が決められていて、毎日時間になると上司とチームの女子全員で一緒にランチに行くのが常でした。

フランス企業ではそれは絶対になし!好きな時間に好きな人を誘ってランチに行きます。仲の良い人と美味しいランチを食べる楽しいひと時です。

ただ、やはり仕事というのは個人的に仲が良かったり、人として好きだな〜と思われた方がスムーズにいくもの。会議や仕事中の会話で得られる情報より、ランチやお茶しながらの何気ない会話から得られるものの方が大きかったりします。

なので、ランチの時間はそのコミュニケーションのためにフル活用します。この人ともっとお近づきになりたい、と言う人を誘ってランチに行く事も。私の同僚のフランス人上司は毎日の様に別の人とランチが入っていてかなりアグレッシブな模様。ちょっと腹黒い??笑 私は滅多に自分の上司とランチに行くとはありませんが、たまにはゆっくりお話しするのも良いので、年に数回は一緒にランチします。

コミュニケーションが大事、会社のパーティーもある

特にフランス人は人とのつながりを大切にします。結構プライベートな話もして、人としてお互いを知ってから、ビジネスでもより良い関係になるって感じ。私がびっくりしたのは、パリオフィスのチームは毎月の様に順番でチームメイトをおうちに招いてディナーをしているそう。逆に日本だと考えられないですよね!そんな密な関係!?って。

なので、年末年始などの節目には会社での大きなパーティーをしたりしますし、大きな会議などがあってみんなが集まる機会があると必ずその後ディナーに行きます。あまり日系企業と変わらないですよね!

最後に。。。

なぜか外資系はドライと言うイメージがあるかもしれませんが、フランス人はラテン文化圏なので、全然ドライじゃありません。もっともっとプライベートなとこまで踏み込んで仲良くなって楽しくお仕事しちゃってOKです〜!

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