日本ではありえない!?フランス企業では普通な時間の感覚

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私は日本企業、フランス企業、両方で働いてきた経験があります。同僚の国籍も様々ですが、主に働いてきたのは日本人、フランス人、カナダ人。その中で、絶対に日本企業ではありえない、フランス企業ならではなののんびりとした時間の流れをご紹介したいと思います。

これを知ったらあなたもフランス企業で働きたくなるかも!?

プライベートの都合でミーティング時間変更OK!笑

14時からのミーティングをやっぱり15時からに変更して欲しいとフランス人の同僚から連絡が。

理由は「やっぱり子供とランチ食べることにしたから、14時には間に合わない」

みんな何事もなく、オッケ〜と了承し、ミーティングは15時に変更!

そんな事で変更するなんて!と文句を言う人は全くいません!プライベートを犠牲にしてまで仕事をするってことはしないんですね〜。この姿勢、私は結構気に入っています。

ミーティング開始の時間になってから席を立ちコーヒーをいれに行く

日本人の場合は、ミーティング開始時間前までにはもうコーヒーはいれていて、むしろ開始時間前に既にミーティングルームでスタンバイしているかも。

それはフランス企業ではありえません!笑 ミーティングの開始時間になってからコーヒーを準備して少しずつ集まり始め、5-10分してようやくみんな揃います。1分くらい遅れかたらってなんてことありません。ノープロブレム。

遅刻の理由への許容範囲が広い!笑

ケースその1.

日本チームとフランスチームでZoom会議。予定の時間15分すぎてもなかなか始まりません。日本時間の夕方、パリ時間の朝です。

やっとみんな集まり「ごめんね〜お待たせして!パリは朝だからどうしてもバタバタしちゃって!渋滞とかもあるし!」って。朝だからって理由がOKみたい。笑

ケースその2.

またまたZoom会議に20分遅刻の同僚。理由は「朝行くところがあったんだけど、ちょうどいい時間のバスがなくて遅れちゃった。ごめんね〜!」って。笑

日本人ならタクシーをつかまえたり、その用事を別の日にしたりしそうですが、おフランスではそんな事しなくてもOK!

ケースその3.

出張でパリから日本に来た同僚。私との約束より20分以上遅れてオフィスに登場。理由は「うまくチェックアウトができなくて!」でもまぁ、それは日本人的にもOKですよね。

ただ、その後がさすがフランス人!「朝ごはん食べる時間がなかったの。今からスタバ行ってきていい?30分くらいで戻るね!」と言って結局私は1時間も待ちぼうけ。。。笑 フランス企業では私とのミーティングを時間通りに進めるよりも朝ごはんを優先してOK!

早く仕事を終える事よりランチ優先

会議が押してしまって、時間通りに終わりそうもなかった時、カナダ人の上司が「ランチ食べながらこのディスカッション続けようか?そうすれば早く帰れるし」と提案したところ、フランス人が全員猛反対!!!ランチの時間はしっかり取りたいと。これにはカナダ人上司も苦笑い。ランチの時間を犠牲にしてまで仕事を早く終わらせる気はフランス人にはさらさらございません。笑(だからと言って残業する気もございません。笑)

最後に。。。

ざっとフランス企業あるあるはこんな感じですがいかがでしょうか?フランス企業で働いてみたくなりましたか?私はこのゆる〜い感じがとっても気に入っています。もう日本企業のギチギチした感じには戻れません。笑

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